芥川賞と直木賞の違い、本にまつわる用語を調べてみました
こんにちは。haleluです(・∀・)
何かにハマると何かができなくなりませんか?
単純に時間が足りなくなるというのもありますが、時間を区切って少しずつ全てをこなすことが難しいんですよね
今は読書にハマり、ブログ更新がおろそかに!
ブログの毎日更新を目指していますが、できていないときは何かにハマっているときです(笑)
今回も本にまつわることなのですが、「今更ながら知らなかったこと」について調べてみました☆
②純文学と大衆文学(エンタメ小説)の違い
③本屋大賞と受賞作品
④ミステリーとサスペンスの違い
順番に詳しく書いていきます( ´∀`)
芥川龍之介の業績を記念して、友人であった文藝春秋創設者の菊池寛氏が1935年に創設。
「優れた純文学」を対象にした文学賞。
新人作家による発表済みの短編・中編作品が対象となっている。
受賞者には正賞として懐中時計、副賞として100万円が授与され、受賞作は『文藝春秋』に掲載される。
【過去3年の受賞作品】
・ 宇佐見りん『推し、燃ゆ』
・ 石沢麻依『貝に続く場所にて』
・ 李琴峰『彼岸花が咲く島』
・ 砂川文次『ブラックボックス』
直木三十五の業績を記念して、友人であった文藝春秋創設者の菊池寛氏が1935年に芥川賞と共に創設。
大衆性を押さえた長編小説作品あるいは短編集に与えられる文学賞。
新進・中堅作家によるエンターテインメント小説向けの賞であり、純文学を対象とした芥川賞に対して大衆文学を対象にしているため、世間からの注目度が高く、受賞作の単行本の売れ行きはすごい。
受賞者には正賞として懐中時計、副賞として100万円が贈呈され、受賞作は『オール讀物』に掲載される。
【過去3年の受賞作品】
・ 馳星周『少年と犬』
・ 西條奈加『心淋し川』
・ 佐藤究『テスカトリポカ』
・ 澤田瞳子『星落ちて、なお』
・ 今村翔吾『塞王の楯』
・ 米澤穂信『黒牢城』
②純文学と大衆文学(エンタメ小説)の違い
●純文学
「娯楽性」よりも、純粋に「芸術性」に重きを置いている小説を総称する日本文学の分野。
この分野の最高峰が芥川賞。
●大衆文学(エンタメ小説)
純文学に対して「芸術性」よりも通俗的で「娯楽性」に重きを置いている小説の総称で、現代用語としては「エンタメ小説」「エンターテインメント小説」という同義語で呼ばれている文学の分野。
一般受けを意識しない純文学に対して「大衆文学」という名称通り、たくさんの人に読まれることを意識し、社会的ニーズをふまえて分かりやすい言葉・表現にて書かれるのが基本となっている。
③本屋大賞と受賞作品
●本屋大賞
全国の書店員たちで構成される「NPO法人 本屋大賞実行委員会」という団体が、出版業界が縮小傾向にある中で、業界を盛り上げるために2004年にスタートした文芸賞。
芥川賞や直木賞が数人の大御所の作家(小説家)が選定するのに対し、本屋大賞は全国書店員の投票にて受賞作が決まる。
実際に買った人の口コミが大きく消費に影響を与える時代の中、一般消費者の一人ともいえる人たちが選んだ「日本一面白い小説が決まる文学賞」として一気に有名になり、近年では受賞後の売れ行きが直木賞をしのぐ勢いとなっている。
【過去3年の大賞(1位)作品】
・ 凪良ゆう『流浪の月』
・ 町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』
・ 逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
④ミステリーとサスペンスの違い
●ミステリー
ミステリーが焦点を当てている部分は、作中で提示された謎が解かれていく過程。
犯人やトリックの謎解きをしていく作品のこと。
英語の「mystery」に由来していて、意味は「神秘的、不可解、謎」
分かりやすい代表作は『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』など
【このミステリーがすごい! 2022年版 1位】
米澤穂信『黒楼城』
●サスペンス
サスペンスの焦点は心理的な恐怖を読者や観客に抱かせるところ。
見る人に犯人や真相が明かされていて、その解決までの緊張感や不安感を楽しむ作品のこと。
英語の「suspense」に由来していて、意味は「不安、気がかり、はらはらする状態」など。
思いの外、長くなりました〜(゚∀゚)
知ってるようで知らないことがいっぱいあります
ちなみに私はサスペンスよりミステリーが好きということが分かりました
まだまだ読んだことのない本もジャンルもいっぱいあるし、少しずつ挑戦していきたいな♪
ちなみに、本を読む速度を測ってみたら、200ページ読むのにちょうど200分(3時間20分)かかりました!
1日20分なら20ページ、、、
280ページの本なら2週間、月に2冊ペース
文学You Tuberベルさんが、平均すると1日15分で20ページぐらい読むと言っていましたが、毎日読めばたくさん読めるということですね(๑˙❥˙๑)
時間がなくて読めないと思いこんでいたけど、時間を作って楽しんでいこうと思います♡
本当は書評を書きたいんですが、まだまだそれはハードル高いなぁ
最後までお読みいただき、ありがとうございました